レオニズ幻想  しし座流星群によせて

 


トパーズは砕け散る星となって
降り注ぐ星のカーテンを
織り続ける
触られたくない
覗かせたくない
密かな中も
宇宙(そら)の愛(ひかり)で
心地よくときめいてゆく
レオニズの夜
せわしない世間は
祭ごとに仕立て上げるのがうまい
私はただ
魂の浄化を望んで
空の現象を静かに見つめていた
幾時が流れ去ったあと
紫色の朝が来る前に
白いベールに姿を巻いて
舞台の幕は降りた
世間でいう一つの祭りが終わったのだ
祭のあとの寂寥を隠して
何事もなかったかのように
街へ帰る人々の群に体を託した
凍てついて滑る道を
惜しみながら
ふと目にした家の
朝を営む明かりと湯気
首をかしげてつぶやいた
あれは現実なのか・・・
レオニズ幻想
今も瞼に巡る降り積もる星たちのひかり絵




 
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