|
下北方言詩 〜白鳥の停車場〜
ツブ焼ぎ9
2003.7.14 川内町
Itaru 撮影
|
|
ババが死んでまった。
冷夏さなりそんた今年、
この数日だけが晴れ、過ごしやすく、
夜には月が鏡のように静かな陸奥湾さ照っていだった。
優しくて、強くて、明るく、人気者。
歌っこ、踊りっこ、ねぶたに祭が大好き。
とかく荒くなりがちな浜言葉だが、
やわらかな下北弁を話す人だった。
太陽みんた人でなく、月のよんた人だった。
苦労もしたたって、明るさば失わねんで生ぎだ人だった。
川内に生まれ、川内に死んだ90年だった。
|
Menu Back Next
|